浮気調査の費用は高額になりがちですが、いくつかの工夫をすることで、費用を大きく抑えることが可能です。調査期間や調査員の人数を減らすことが、費用の削減に直結します。
1. 調査に必要な情報をできる限り多く提供する
探偵の調査費用は、基本的に調査にかかった時間と人件費で決まります。依頼時に提供する情報が多いほど、調査の効率が上がり、結果として調査時間と費用を削減できます。
<対象者の正確な情報>
・氏名、顔写真、勤務先、車両のナンバーと車種。
・浮気相手の情報(わかる範囲で)。
<行動パターンの予測>
・「毎週水曜日の夜」「毎月第3土曜日」など、怪しい行動が多い曜日や時間帯を絞り込む。
・不貞行為が行われそうな場所やルート(浮気相手の自宅、よく利用するホテルなど)の情報を共有する。
<出張費の削減>
調査開始場所が探偵事務所から遠い場合は、出張費や交通費が発生します。対象者が浮気相手と会うであろう場所の近くで調査を開始できるよう、情報を調整することで費用を抑えられます。
2. 調査期間と日時を絞り込む(ピンポイント調査の活用)
最も費用対効果が高いのは、「いつ、どこで、浮気相手と会うか」を極限まで絞り込むことです。
無駄な調査のカット: 依頼者の予測に基づき、決定的な証拠が取れそうな**「ピンポイントの日時」**のみに絞って依頼することで、無駄な尾行時間や調査員の待機時間をカットできます。
曜日と時間の限定: 浮気の頻度が高いと予測される週末や平日夜間など、時間帯を限定することで、調査が長期化するのを防げます。
ラブホテルや相手宅の情報: 探偵に張り込みを依頼する際、「ターゲットが〇〇ホテルの駐車場にいるときから監視してほしい」など、具体的な場所を指定できれば、尾行の必要性が減り、費用は大きく下がります。
3. 料金プランを比較し、最も適したものを選ぶ
探偵事務所の料金体系は主に3種類あり、状況に応じて最も適したプランを選ぶことが費用削減につながります。
時間料金制
調査時間に応じて料金が発生。日時が特定できており、短期間で調査が完了する見込みの場合。
パック料金制
まとまった調査時間を一括で契約。調査期間が数日にわたるが、全体的な費用を抑えたい場合。時間単価が割安になりやすい。
成功報酬制
成功した場合のみ料金が発生(初期費用がかかる場合あり)。確実な情報があるものの、証拠が取れないリスクを避けたい場合。ただし、成功の定義を事前に確認する必要がある。
【注意点】
・追加料金の確認: 見積もり時には、車両代、報告書作成費、機材費、深夜手当などの追加料金が発生するかどうかを必ず確認しましょう。総額で比較することが大切です。
・安すぎる業者に注意: 極端に安い料金を提示する業者は、調査員の人件費を削っている、または違法な手段を用いる可能性があるため、調査の質や証拠能力が低くなるリスクがあります。
これらの方法で、調査を効率化し、費用を抑えつつも、法的に有効な証拠を獲得することが可能になります。

